ダイアナ元妃死去から20年、両王子の母への思い
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■元妃の最大のレガシーは息子たち
ウィリアム王子とヘンリー王子の公務の中には、母親から引き継いだ活動、そして理念を見ることができる。
ダイアナ元妃は生前、地雷廃絶問題に熱心に取り組み、アンゴラの地雷原を視察するなどして廃絶運動に弾みをつけた。他方で、後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)患者と握手をし、エイズに関する人々の誤った認識を正すことにも貢献した。
母のこれらのレガシーを引き継ぐかのように、ヘンリー王子は地雷除去やHIV検査推進活動に力を入れ、ウィリアム王子もホームレスのためのシェルター設置や、死別を経験した子どもたちをサポートするカウンセリング活動を行っている。
2人が共同で取り組んでいるメンタルヘルスに関する啓蒙(けいもう)活動も母が掲げた理念に端を発するものだ。
ヘンリー王子はまた、母が生きていたら今何をしていただろうと2人で考えることがあると述べ、「ウィリアムと僕は、母が生きていたらと願わない日はない。僕たちは、生きていたらどんな母になっていただろうとか、どんな社会活動をして、何が変わっていたのだろう、などと話す」と明らかにした。
ジェプソン氏は、ダイアナ元妃の最大のレガシーは息子たちだと語る。そして「彼らの中に、母譲りの多くものを見ることができる。なかでも、王室と一般の価値観を結び付ける能力には秀でている」と続けた。(c)AFP/Robin MILLARD