【8月25日 AFP】米国の宝くじ「パワーボール(Powerball)」で24日、1枚のくじとして国内史上最高額となる7億5870万ドル(約830億円)の当せん券が出たと発表され、マサチューセッツ(Massachusetts)州に住む女性が当せん者として名乗り出た。女性は当せんを知ってすぐに32年間勤めた病院を辞めたという。

 当せんしたのはメービス・ワンチック(Mavis Wanczyk)さん(53)。宝くじは「ただの夢」のつもりで買っていたもので、長年勤めた病院を早期退職できる日が来るとは少しも思っていなかったという。

 当せんしたくじは、家族の誕生日などを組み合わせて番号を決め、同州のチコピー(Chicopee)という小さな町のコンビニエンスストアで買った。ワンチックさんは、この時のことを「やってみるべき賭け」だったと語っている。

 ワンチックさんはまた、当直勤務明けに同僚から当せんを知らされてあぜんとしたと説明。実感が湧いた今は「恐いけど、じきに落ち着くだろう」と話している。

 ワンチックさんには31歳の娘と26歳の息子がいる。家計はこれまでも「問題なかった」そうで、当せん金の使い道については、昨年購入した車のローンを払うほかは未定だという。(c)AFP/Jennie MATTHEW