【8月8日 AFP】2001年9月11日に発生した米同時多発攻撃から約16年を経て、新たに犠牲者の男性1人の身元が確認された。米ニューヨーク(New York)市の検視局が7日、発表した。遺族らの希望により男性の身元は公表されないという。

 ニューヨークの象徴でもあった世界貿易センター(World Trade Center)に対する旅客機2機の突入で、死亡したものと考えられている犠牲者の数は2753人。うち遺体の身元が確認されたのは1641人となる。

 現在も主に遺骨による身元確認作業が行われているが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、遺体の身元が新たに確認されたのは2年以上ぶりのことだという。(c)AFP