■セカンドシーズン製作中

 ネットフリックスは、同番組のセカンドシーズンを現在製作中だという。同社は、米メディアに宛てた声明で、同作品の配信によって自殺という難しい問題をめぐる議論が活発化するだろうと常に考えていたとした上で、今後のさらなる調査結果もしっかりと受け止め、次のシーズンに生かしたいと述べている。

 同番組の公式ツイッター(Twitter)アカウントには「13reasonswhy.info」へのリンクが貼られ、ここで各国の自殺ホットラインや自殺防止に関する情報を提供している。

 今回の調査結果についてJAMAは米ボストン子ども病院(Boston Children's Hospital)のキンバリー・マクマナマ・オブライアン(Kimberly McManama O'Brien)氏、米ハーバード大医学部(Harvard Medical School)のジョン・ナイト(John Knight)氏、同学部のシオン・ハリス(Sion Harris)氏による論説記事を掲載した。

 論説記事は、検索を行ったのが単なる好奇心に駆られた人なのか、あるいは自殺を考えている人なのか確認することは不可能だと指摘。また自殺が若者の死因として2番目に多いことに配慮しながら、「同シリーズの製作者らは自殺防止の専門家らが推奨している措置を講じるべきだった」と話した。(c)AFP/Kerry SHERIDAN