【7月27日 AFP】ラグビーオーストラリア代表主将のスティーブン・ムーア(Stephen Moore)が26日、今年限りでの代表引退を発表した。所属するスーパーラグビー(Super Rugby)のレッズ(Queensland Reds)では、もう1シーズンプレーするという。

 ベテランのムーアは、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)で通算120試合に出場し、同国代表でのキャップ数としてはジョージ・グレーガン(George Gregan)氏の139試合に次ぎ、2番目の記録となっている。

 現在34歳のムーアは、来月開幕する南半球4か国対抗戦のザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2017)に出場した後、11月の欧州遠征でオーストラリア代表としてのキャリアに終止符を打つ。

 ムーアは「これだけ長くプレーできたのは非常にラッキーだった。ワラビーズとオーストラリア・ラグビー協会(Australian Rugby UnionARU)のみんなが私にしてくれたことには、本当に感謝している」と語った。

「次のテストをもってキャプテンの座を譲る。今後4か月は新たなリーダーを全力で支えていく」 (c)AFP