【5月16日 AFP】ジャパンラグビートップリーグのサントリーサンゴリアス(Suntory Sungoliath)は15日、オーストラリア代表のマット・ギタウ(Matt Giteau)と契約を結んだと発表した。

 ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)で通算103試合の出場を誇り、2015年のW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)では準優勝に貢献したユーティリティーバックのギタウは、フランスリーグ・トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)でのシーズン終了後、サンゴリアスに合流する。

 今年1月にサンゴリアス加入かといううわさが流れていたギタウは、同じくワラビーズだったジョージ・グレーガン(George Gregan)氏やジョージ・スミス(George Smith)の足跡をたどることになった。

 オーストラリア代表で史上最多のキャップ数を誇るグレーガン氏は、2008年から11年までサンゴリアスでプレー。スミスは現在チームでフランカーを務めている。

 前回のW杯でギタウは、開催国のイングランドをプールステージ敗退に追い込んだ試合でトライを決めるなど、チームの決勝進出に大きく貢献。ニュージーランド代表との決勝戦では頭を負傷し、出場時間は限られたものとなった。

 サンゴリアスは昨季、トップリーグと日本ラグビーフットボール選手権大会(All Japan Rugby Football Championship)の2冠を達成している。(c)AFP