【7月3日 AFP】ツール・ド・フランス(2017 Tour de France)は2日、第2ステージ(デュッセルドルフからリエージュ、204キロメートル)が行われ、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のマルセル・キッテル(Marcel Kittel、ドイツ)が自身10度目のステージ優勝を飾った。

 一方、昨年大会を制したチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、残り30キロ地点で発生した大規模なクラッシュに巻き込まれたものの、負傷は免れた。落車でショーツが破れたフルームは、2度自転車乗り換える必要に迫られたが、10キロかけて集団に復帰した。

 レース後にフルームは「けがはない。背中の方の皮が少しむけただけだ。レースの本質だ。滑りやすいコンディションでスピードが出れば避けられない。ライバルたちにタイム差をつけられずにフィニッシュできて満足だ」と語った。

 チームメートで総合首位に立つゲラント・トーマス(Geraint Thomas 、英国)もまたこのクラッシュに巻き込まれたが、素早く立ち上がり、マイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を守った。

 トーマスは「誰が最初に転んだか分からない。自分とフルーミー(フルーム)はトップから10番手、15番手くらいにいた。前で転ばれると他に行く手がない。落車してしまったけれど、滑ったようなもので負傷はない。すりむいたけれど問題はない」とこちらも負傷していないと明かしている。

 クラッシュは、逃げを打っていた4選手にメイン集団が追い付こうとする中で発生したため、逃げ集団がそのまま逃げ切る可能性もあった。

 しかし、ゴール手前でスプリント争いが発生すると大混乱が生じ、各チームの車列はどれも機能しない状況だった。

 涙を流して勝利を喜んだキッテルは「僕らの先導は完璧ではなかったが、他のチームも同じだった。ベストを尽くすように頑張ったし、他のスプリンターも全員がそうだった」とコメントしている。

 FDJのアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)が2着、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のアンドレ・グライペル(Andre Greipel、ドイツ)が3着、ディメンション・データ(Dimension Data)のマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish、英国)が4着に入った。(c)AFP