【6月10日 AFP】スウェーデンの裁判所は9日、夫人に対する性的暴行および暴行により、同国サッカー2部リーグに所属していたガーナ人選手に禁錮2年を言い渡した。

 イェブレ地裁(Gavle District Court)によると、イェブレIF(Gefle IF)でプレーしていた22歳のクワメ・ボンス(Kwame Bonsu)被告はチームを解雇され、服役後にスウェーデンから国外追放されるとしている。

 ボンス被告はまた、スウェーデン国籍の夫人に損害賠償金24万5000クローナ(約258万円)の支払いを命じられた。

 スウェーデン南部のミェルビュー(Mjolby)にあるクラブでプレーしていた2014年に、ボンス被告は夫人と出会い、その翌年に結婚。その数か月後、ミェルビューから約300キロメートル離れたイェブレに移籍した。

 ボンス被告の調査を求めていた夫人は、2015年11月に当時二人が暮らしていた住宅で、部屋から出て行くことを認めなかった同被告から性的暴行および暴行を受けたと主張していた。

 ボンス被告は一貫してこの事実を否定していたが、夫人の親族の証言により裁判所は夫人の訴えを認めた。(c)AFP