【6月7日 AFPBB News】天候に左右されずに、クリーンで安全な野菜を生産する「植物工場」を、飲食店や自宅にいかが?東京都江東区の東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で7日に始まった「植物工場・スマートアグリ展」では、野菜の屋内栽培ユニットや育成を促す人工照明などが展示され、来場者が熱心に見つめていた。

 光合成に適した赤色LED(発光ダイオード)や、キノコ栽培に特化した青色LEDがまばゆく光る会場には、飲食店の空間演出にも使える間仕切り型プランターなどの新作がずらり。地下など日当たりが悪い場所での野菜や観葉植物育成に適した、太陽光に近い波長のLEDライトなど、一般家庭で活用できそうな製品も。

 無線制御の調光ユニットを開発する電球メーカーのウシオライティング(USHIO LIGHTING)によると、赤、青、遠赤外線の白の各色LEDライトの照射時間や組み合わせを調整することで、植物の葉の大きさや柔らかさ、シャキシャキした食感なども自在にコントロールできるという。9日まで。(c)AFPBB News