ダフナーが逆転優勝、崩れた前日から見事修正 ザ・メモリアルトーナメント
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【6月5日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament 2017)は4日、オハイオ(Ohio)州ダブリン(Dublin)のミュアフィールド・ビレッジGC(Muirfield Village GC)で最終日が行われ、米国のジェイソン・ダフナー(Jason Dufner)が通算13アンダーで優勝を飾った。
前日に「77」とスコアを落としていたダフナーは、最終18番ホールでグリーン中央から約9メートルのロングパットを見事に沈めて勝利を確定。この日、4アンダー「68」で回ったダフナーは「ああいった9メートルのパットは、1メートルのよりも簡単なんだよ」と冗談を飛ばした。
雨で2度の中断をはさんだ最終日を制したダフナーは、これでPGAツアー通算5勝目。2日目まで連続で「65」をマークしながらも、3日目は4連続ボギーをたたくなどし、大きく後退していた。
首位ダニエル・サマーヘイズ(Daniel Summerhays、米国)から4打差で最終日を迎えていたダフナーは「もちろん昨日はベストの日ではなかった」、「かなりがっかりしたよ。とくに、支配していたと感じた最初の2日間のプレーを考えればね」と振り返った。
「すぐに切り替えなくてはならなかった。72ホールの大会だからね。まだ混戦の中にいると思っていたし、自分を立て直さなくてはいけなかった」
「きょうはイーブンで折り返せたのが良かった。それがきっかけで、バックナインは攻めていくことができた」
最終日に「65」を記録したアニルバン・ラヒリ(Anirban Lahiri、インド)と「70」のリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が通算10アンダーで2位タイに続いている。(c)AFP