インド首相、「パリ協定のさらに上を目指す」 仏大統領と会談
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■フランス、反トランプの急先鋒に
欧州首脳の中でもパリ協定保護を明言しているマクロン大統領は、トランプ大統領の同協定離脱に反発する人々からあつい支持を集めている。
トランプ氏のパリ協定離脱表明を受け、マクロン氏は「米国を再び偉大にしよう(make America great again)」というトランプ氏のキャッチフレーズに掛けて英語で「この惑星(地球)を再び偉大にしよう(make the planet great again)」と呼び掛けた。このメッセージはツイッター(Twitter)で約25万回もリツイートされたという。
フランス外務省は2日、同国が気候変動対策で率先してトランプ大統領に抵抗するとの意思表明であるかのように、パリ協定に関するトランプ氏の主張にツイッターで痛烈な批判を展開。米ホワイトハウス(White House)が公表した動画「パリ合意(Paris Accord)は米国にとって良くない協定だ」に赤い文字で単語を付け足して「パリ合意の離脱は米国と世界にとって良くない」などとした動画を公開した。
また、マクロン大統領は1日、パリ協定をめぐってホワイトハウスの姿勢に不満を持つ米国の科学者、実業家、市民らに対し、フランスが大西洋(Atlantic Ocean)をはさんだ「第二の祖国」になるとして移住を呼びかけている。