【6月13日 AFP】16-17NBAファイナル(7回戦制)は12日、カリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)で第5戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が129-120でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を下し、ここ3シーズンで2度目の優勝を果たした。

 ウォリアーズはケビン・デュラント(Kevin Durant)が39得点、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が34得点の大爆発をみせ、シリーズ戦績4勝1敗でキャバリアーズから王座を奪還。また、今プレーオフでは通算16勝1敗の成績を収め、NBAのポストシーズンにおける最高勝率を残した。

 昨年7月にオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)から移籍し、ウォリアーズとともにトロフィー獲得の期待が寄せられた中、今回のNBAファイナルで初のタイトルを手にしたデュラントは「この2日間は眠れなかった。不安で神経質になっていて、とにかく全部それを発散したかった。厳しい戦いだったが、やり遂げた。俺たちは王者となり、ホームコートで勝利を祝っている」とコメントした。

 シリーズの最優秀選手(MVP)に選出されたデュラントは、ファイナルで5試合連続の30得点以上を記録し、2000年のシャキール・オニール(Shaquille O'Neal)氏以来の快挙を成し遂げた。

 これが通算5度目のNBAファイナル制覇となるウォリアーズは、フィラデルフィア(Philadelphia)に本拠地を置いていた1947年と1956年に続き、サンフランシスコ(San Francisco)のベイエリアに移転してからの1975年と2015年にもタイトルを獲得しているものの、ホームで優勝を決めたことは一度もなかった。