■デュラントとカリーが大活躍 

 しかし、第3クオーター残り7分53秒で、レナードは左足を痛めて足を引きずりながらロッカールームへ退場。するとウォリアーズは、デュラントが決めた速攻からの豪快なダンクで連続18得点を記録し、73-78と追い上げた。

 休養中のスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)に代わり、ウォリアーズを率いているマイク・ブラウン(Mike Brown)アシスタントコーチは、「試合では賢く戦い、積極的に攻めた。連続得点の時には規律が守られていた」と語った。腰の手術による合併症のため、カンファレンス準決勝からブラウンアシスタントコーチに指揮を任せているカーHCも、ハーフタイムにはチームを激励した。

 カリーが第3クオーターだけで3ポイントシュートを6本中5本成功させるなど19得点を記録したものの、ウォリアーズは第4クオーターに突入した時点では81-90でリードを許していた。カリーもベンチで右腕の治療を受ける場面があった。

 ウォリアーズはデュラントが2本の3ポイントシュートを沈めるなどして3点差に迫り、さらにショーン・リビングストン(Shaun Livingston)の得点と相手のミスで追い上げた。そして試合時間残り4分9秒でデュラントのダンクが決まって101-100と逆転に成功し、序盤に8-7とリードしてからは初めて試合の主導権を握った。

 その後もウォリアーズはドレイモンド・グリーン(Draymond Green)の3点プレーで109-106とすると、相手のミスからカリーがドライブを仕掛けてレイアップを決め、リードを5点に拡大した。

 スパーズもアルゼンチン出身のエマヌエル・ジノビリ(Manu Ginobili)がダンクに成功し、負傷したトニー・パーカー(Tony Parker)の代わりに先発したオーストラリア出身のパティ・ミルズ(Patty Mills)がスティールから2本のフリースローにつなげて1点差に追い上げた。

 カリーのシュートで113-110と引き離したウォリアーズに対し、スパーズはオルドリッジが同点を狙った3ポイントシュートを外しながらも、残り0.05秒でミルズがファウルを誘発。1本目のフリースローを成功させ、ボールを押し込んで同点を狙うべく2本目を外したものの、最後はウォリアーズがボールをはたいて時間切れとなった。

「(必要だったのは)積極性と決意」と話したカリーは、「前半は前のめりになるあまりに、みっともないシュートを求めなかった。自分が第3クオーターでチームを引っ張り、KD(デュラント)が第4クオーターで活躍した。全員がチームに貢献し、勝利を収めることができた」と語った。

 シリーズ第2戦は16日にウォリアーズの本拠地オークランド(Oakland)で行われる。イースタンカンファレンス決勝は、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)がボストン・セルティックス(Boston Celtics)とワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)の勝者と対戦することになっており、シリーズを制したチームがウエスト王者とNBAファイナルで激突することになる。(c)AFP