【5月7日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は6日、第32節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は2-1で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)との上位争いを制し、3位に浮上して欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の本戦出場権確保に一歩近づいた。

 ドルトムントは前半4分、マルコ・ロイス(Marco Reus)の幸運なゴールで先制した。映像を見る限り、ゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)が最後にボールに触った時点で、ロイスはオフサイドラインから1メートルほど飛び出していたが旗は上がらず、抜け出したロイスはそのままゴールを決めた。

 前半14分には、ロイスのクロスが相手DFの手に当たってPKを獲得。その前のプレーでロイスが腕でボールをコントロールしたのが見逃されたため、ホッフェンハイムの選手は猛烈に抗議したが、フェリックス・ブライヒ(Felix Brych)主審の判断は変わらなかった。それでも天は見ていたのか、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のキックは枠を外れた。

 しかし、オーバメヤンは後半37分にヘディングシュートを決めてPK失敗の埋め合わせをすると、チームもホッフェンハイムの反撃を終盤のPKによる1点に抑え、2試合を残してホッフェンハイムと勝ち点2差の3位に浮上した。

 バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)と得点王争いを繰り広げているオーバメヤンは、これでリーグ戦のゴール数を28に伸ばしてレワンドフスキに並んでいる。(c)AFP/Ryland JAMES