エースと指揮官も「説明不可能」な守備崩壊、インテルが5失点で乱打戦落とす
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【4月23日 AFP】イタリア・セリエA、インテル(Inter Milan)の主将マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)は22日、後半に喫した「説明不可能」な失点でフィオレンティーナ(Fiorentina)に4-5で敗れ、来季ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)出場権獲得が厳しくなった試合後、シーズン最終盤の巻き返しを誓った。
前半23分に先制を許したインテルは、同34分までにイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)とイカルディのゴールで逆転したものの、後半に守備が崩壊し、約17分間で4失点を喫した。
終盤に2得点を挙げてハットトリックを達成したイカルディは、チームが立て続けに失点した場面を振り返り、「何と言えばいいんだ? 後半は説明がつかない。ハーフタイム明けに試合を決定づけるべきだったが、4失点を喫してしまった。起きてはならないことだ」と語った。
インテルの指揮を執るステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督も、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「われわれのパフォーマンスを正当化することはできない。説明不可能な意識不明の状態に陥ってしまった」とコメントしている。
「われわれは今回のことが二度と起きないようにしなければらならない」
またしても混沌としたパフォーマンスで敗れたインテルは、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できる5位以内の確保が厳しい状況に追い込まれている。
5試合ぶりの勝利を目指して敵地アルテミオ・フランキ(Artemio-Franchi Stadium)に乗り込んだインテルだが、終わってみればアタランタ(Atalanta)に勝ち点7差をつけられた。
セリエAからは4位と5位がヨーロッパリーグに出場するが、現在5位のラツィオ(SS Lazio)は、23日の試合でパレルモ(US Citta di Palermo)に勝利すれば、アタランタを抜いて4位に浮上する。
勝利に見放された最近5試合で3敗目を喫し、7位に低迷するインテルは、中国の蘇寧(Suning)グループに買収されてから約1年が経過しても、欧州の舞台に手が届きそうにない。
イカルディはメディアセット・プレミアム(Mediaset Premium)に対し、「サンプドリア(Sampdoria)とクロトーネ(FC Crotone)に敗れ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)に出場する可能性は途絶えてしまったが、僕たちの陣容はヨーロッパリーグ出場に値する」とコメントしている。
「見てみようじゃないか。僕たちにはまだ5試合が残っている。僕たちは最後の一滴まで力を振り絞り、可能な限り冷静でいなければならない」
イカルディは今季リーグ戦の得点数を24に伸ばし、得点ランクでトップに並ぶASローマ(AS Roma)のエディン・ジェコ(Edin Dzeko)、トリノ(Torino FC)のアンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)に1点差まで迫った。
エースの奮闘もむなしく、インテルは今季11敗目を喫し、シーズン開幕後2か月で指揮官の座を追われたフランク・デ・ブール(Frank de Boer)氏の後任を務めるピオリ監督は、今季終了後の解任が目前に迫っている。イカルディは「今はすべてがうまくいっていない。現時点で口を開くかどうかはクラブ次第であり、僕らはこれから起きることを見守る」と語った。(c)AFP/Justin DAVIS