【3月19日 AFP】第4回ワールド・ベースボール・クラシック(2017 World Baseball ClassicWBC)は18日、米サンディエゴ(San Diego)で2次ラウンド・プールFの試合が行われ、米国が6-3で前回王者のドミニカ共和国に勝利し、優勝2回の日本との準決勝に進出した。

 米国は2-2の同点で迎えた4回、ジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)の2点本塁打で勝ち越すと、1点差に追い上げられた8回にはアンドリュー・マカッチェン(Andrew McCutchen)の2点適時二塁打で再び突き放した。

 そのままリードを守り切って勝利した米国は、1次ラウンドで敗れたドミニカ共和国への雪辱を果たすとともに、2009年大会以来となる準決勝に進出した。

 米国のジム・レイランド(Jim Leyland)監督は、「われわれは素晴らしい選手をそろえた偉大なチームを破った。選手たちは良い準備ができていた。きょうはわれわれの方が上だった」と話した。

 日本と米国は、21日にロサンゼルス(Los Angeles)のドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)で対戦。プエルトリコ対オランダの試合は20日に行われる。

 日本とプエルトリコは、どちらもここまで6戦全勝で勝ち上がってきている。「力を示した上で勝ててよかった」と述べたマカッチェンは、日本戦について「勝つのが楽しみだ」とコメントした。(c)AFP