代謝障害のゲッツェは「今季終了」、ドルトムントが発表
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【3月16日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は15日、代謝障害で離脱中のマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が、今季中に復帰することはないと明らかにした。
2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝、聖地マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)でドイツ代表をW杯制覇に導く延長戦の決勝ゴールを決めたとき、世界はこの才能の足元にひれ伏したかにみえたが、ゲッツェのキャリアは徐々に下降線をたどり、その先に待っていたのは代謝障害という病だった。
クラブは先月、ゲッツェのけがの多さと調子が上がらない理由を調べた結果、「代謝障害」が判明したと発表。ゲッツェはその後、専門医を受診することになり、ハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)最高経営責任者(CEO)も「すぐに解決できるものではない」と話していた。
ドルトムントは公式ウェブサイトで、「治療がうまく進んだ場合、初夏にはパフォーマンスを上げるための練習を再開できる。スポーツ面では、来季の序盤から戦列に戻ることが目標になる」と発表した。
クラブは「マリオ・ゲッツェについて朗報。ドイツ代表のゲッツェは、治療の第一段階が順調に進んでいると話した」としているが、本人のコメントは掲載しなかった。
ドルトムントは2016年6月、2013年に違約金3700万ユーロ(約48億円)を受け取ってバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に移籍させたゲッツェを、2200万ユーロ(約25億円)で買い戻した。
しかし復帰後は、けがや調子の悪さから90分フル出場はわずか6試合にとどまり、その姿にクラブを去ったときの面影はなかった。
■カストロは2020年まで契約を延長
ドルトムントは同日、29歳のMFゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)との契約を2020年まで延長したことを発表。最近になってクラブと長期契約を結んだ主力選手は、ユリアン・バイグル(Julian Weigl、2021年まで)、クリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic、2020年まで)の若手2人に続いて3人目となる。
一方、クラブのユース出身で、素行不良により2部VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を解雇された元ドイツ代表のケヴィン・グロスクロイツ(Kevin Grosskreutz)については、2軍チームへの練習参加を認めると話した。
ドルトムントは「本人から申し出があれば、我々の答えはもちろん『イエス』だ。ここには常にケヴィンの居場所があり、彼はいつでもボルシア・ドルトムント・ファミリーの一員だ」とコメントしている。
グロスクロイツは、ドルトムントで2回のリーグ優勝を経験し、2013年にはバイエルンとのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝にも出場。輝かしい6年間を過ごし、2015年にクラブを離れていた。
しかし、2014年にはドイツ代表の一員としてW杯優勝も経験したグロスクロイツは、先日シュツットガルトのユース所属選手3人を酒の席に連れ出した末、暴行事件に関わったと報じられ、直後にクラブから解雇された。(c)AFP