【2月28日 AFP】フランスリーグ・トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)は27日、コカイン所持により仏パリ(Paris)で逮捕された元オーストラリア代表のジェームズ・オコーナー(James O'Connor)に対し、出場停止処分を科す意向を明らかにした。

 フランス当局は26日、オコーナーをコカインを所持していた罪、元ニュージーランド代表のアリ・ウィリアムズ(Ali Williams)をコカインを購入した罪で、それぞれ訴追した。

 オコーナーは25日午前3時頃、ラシン92(Racing 92)のウィリアムズとともに、シャンゼリゼ(Champs Elysees)通り付近にあるナイトクラブの外でコカイン2.4グラムを所持していたところを逮捕された。

 27日にトゥーロン(Toulon)に戻ることになっているオコーナーへの処分について、チームのムラド・ブジェラル(Mourad Boudjellal)会長は、同選手と話し合ってから最終判断を下すとしている。一方のラシン92は、元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のウィリアムズに対して無期限の出場停止処分を下している。

 ブジェラル会長はオコーナーについて、「彼を擁護することは難しい。そのことについて彼と話をする予定だ。彼は26歳の若者。私は彼をつぶすつもりも、支援するつもりもなく、複雑な状況だ」とコメントした。

 オコーナーはシーズン終了後にトゥーロンとの契約が満了を迎えることになっており、ブジェラル会長は同選手との契約を延長するつもりはないと明言した。

「アルコールの問題を抱えている以上、輝きを放つことはできない。ジェームズのしたことは、愚かというよりも嘆かわしい限り。われわれは彼の面倒をみるつもりだ。問題があるのは承知しているが、それを解決するのはコカインではない」

 ブジェラル会長はまた、選手の試合後の楽しみとして、コカインが常習化しているのではないかという懸念を示し、「これは私の見解だが、特定のクラブや多くの選手の間で、コカインがとても流行している印象がある。過去にアルコール問題は経験しているが、今度は別の問題に直面している。それは容認できない。阻止すべきだ」と訴えた。

 18歳でワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)としてデビューを飾り、テストマッチ44試合に出場しているオコーナーがプライベートで騒動を起こすのは、今回が初めてではない。

 自身にとって最後のテストマッチとなっている2013年のアルゼンチン戦の直後、オコーナーは豪パース(Perth)で酒に酔って飛行機の搭乗を拒否される騒ぎを起こし、後日謝罪していた。(c)AFP