平昌五輪開幕まで1年の韓国、国民の約半数が無関心
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【2月10日 AFP】2018年平昌冬季五輪の開幕まで1年に迫った9日、本格的な宣伝イベントが開始されたが、本番では空席が目立ち大会が台無しになることが懸念されている。
韓国の五輪組織委員会(POCOG)は同日、国内向け観戦チケットの抽選販売を開始し、最初の2時間で1万8000件以上の応募があったと発表した。しかし、チケットは海外向けの30パーセントを含めて合計118万枚を販売することになっている。
POCOGの広報担当者によれば、「応募数は予想以上」とされているものの、低い山が連なる平昌(Pyeonchang)の名前を広めるためのイベントは、まだ山ほど計画されている。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は、平昌五輪の公式イベントに寄せたメッセージで、大会は「韓国が世界を驚嘆させるものになるだろう」と述べた。
今週公表された韓国の世論調査によれば、同国初の冬季五輪について国民の49パーセントが興味を示していないという結果が示された。(c)AFP