【2月10日 AFP】シリア北部で9日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を標的とする空爆を実施していたロシア軍が、トルコ軍部隊が配置されていた建物を誤爆し、同軍兵士3人が死亡、11人が負傷した。トルコ軍が発表した。

 両国はシリアで緊密な共同作戦を実施している。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は直ちにレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領に対し弔意を伝え、連携強化を約束した。

 ロシア政府によると、誤爆が起きたのはISの支配下にある北部アルバブ(Al-Bab)。両国軍は共に同市で空爆作戦を展開している。(c)AFP/Stuart WILLIAMS