シャラポワ、マドリードOPのワイルドカード獲得 復帰後の5月開催
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【2月9日 AFP】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇るマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、5月に行われるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)のワイルドカードを獲得した。大会主催者が8日、発表した。
2014年の同大会王者で、直後に開催された同年の全仏オープンテニス(French Open 2014)で自身5回目のグランドスラム優勝を成し遂げたシャラポワは、4月24日に開幕するポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)でツアー復帰を果たす予定になっている。
マドリード・オープンの大会責任者で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の優勝経験を持つマノロ・サンタナ(Manolo Santana)氏は「シャラポワ選手が今大会の招待を申請し、熟慮の末、われわれはワイルドカードを与えることを決めた」と語った。
「マリアはここ15年におけるベストな選手の一人であり、過去の今大会優勝者でもある」
「彼女はマドリード(Madrid)で常にいいプレーをしてきた。高いモチベーションでコートに復帰してくると確信しているし、(復帰後)最初の大会での成功も願っている」
シャラポワは、昨年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)のドーピング検査で禁止薬物のメルドニウム(Meldonium)に陽性反応を示して以来、実戦から遠ざかっている。
国際テニス連盟(ITF)は当初、シャラポワの資格停止処分を2年間と定めていたが、後にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が1年3か月に短縮している。
マドリード・オープンは、シャラポワのドーピング違反による1年3か月間の資格停止処分解除から約1週間後の5月6日から13日にわたって開催される。(c)AFP