【2日5日 AFP】男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(Davis Cup 2017)は4日、ワールドグループ1回戦の試合が行われ、日本との対戦成績を3勝0敗として準々決勝進出を決めたフランスのヤニック・ノア(Yannick Noah)監督が試合後、錦織圭(Kei Nishikori)不在のチームを相手に完勝を収めるのは「普通」だと語った。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)優勝ペアのピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)/ニコラ・マウー(Nicolas Mahut)組はこの日、日本の杉田祐一(Yuichi Sugita)/内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)組に6-3、6-4、6-4で快勝。初日のシングルス2戦で白星を挙げたリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)とジル・シモン(Gilles Simon)に続いた。

 8強入りを果たしたフランスのマウーは試合後、報道陣に対し「最高の試合ではなかったが、勝つために必要なことをやった」としたうえで、「デビスカップで簡単な試合は珍しい」と話し、3試合連続で1セットも落とさなかったチームの戦いぶりを振り返った。

 4月に行われる準々決勝で英国とカナダの勝利国と対戦するフランスのノア監督は、「あっという間だったし、いいプレーだった」とすると、「錦織抜きの日本チームに3-0とするのは普通にみえる」と語った。

「そしてナンバーワン対世界300位のダブルス、これは準備段階で予想していたもの。まだやり遂げなくてはいけない仕事があるけどね。これから外に繰り出す。今夜はパーティーだ!」 (c)AFP