【1月25日 AFP】ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)のネヘ・ミルナー・スカッダー(Nehe Milner-Skudder)が25日、ニュージーランドラグビー協会(NZRU)と昨季のスーパーラグビー(Super Rugby)王者ハリケーンズ(Hurricanes)との契約を3年間延長し、連覇のかかるW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)が行われる2019年まで、オールブラックスで戦い続けることが決まった。

 現在26歳のミルナー・スカッダーは、オールブラックスが優勝したW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で6トライを記録するなど、2015年に躍進を果たしたが、その後は肩を負傷し、2016年はほとんどの期間を回復に費やした。

 それでもミルナー・スカッダーには、テストマッチ8キャップというオールブラックスでの出場数をさらに増やしたい思いがあり、海外進出はせず、ニュージーランドに残るという選択に迷いはなかったとしている。

 ミルナー・スカッダーは「国を代表し、オールブラックスのジャージーを着られるのは最高の栄誉で、そしてあの場所へ戻る方法は、ニュージーランドにとどまることだけです。代表入りをかけた競争はいつも激しいですが、再び選んでもらえるよう、良いプレーをしたいと思っています」と語った。

 けがはすでに完治しているとのことで、ミルナー・スカッダー本人は、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions)が遠征してくる6月までには代表に復帰したいと話している。(c)AFP