【1月15日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は14日、同日のレスター・シティ(Leicester City)戦でメンバー外から外れたFWジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)について、関係に問題が生じているとのうわさを否定した。

 チーム最多のリーグ戦14得点を記録しているコスタは先日、練習中にフィットネスコーチと言い争いになっていた。また、具体名は明らかになっていないが、中国のクラブから巨額のオファーが舞い込んでいるとの報道もある。

 レスターに3-0で勝利した試合後、コンテ監督はコスタ欠場の理由が腰の負傷のためだとしており、それ以上でも以下でもないと話している。

「真実を繰り返す。本当のことを話し、うそをつきたくないからだ。ジエゴは10日の練習を退席した。腰に痛みを感じたためだ。そこからずっと練習に参加していない。だから欠場した。それが真実だ」

 28歳のコスタに中国から年俸3000万ポンド(約42億円)のオファーが届いているといううわさについて、コンテ監督は「何も知らない」と話した。

 さらに、問題を解決するためにコスタ本人やロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)オーナーと話し合う必要はあるかと問われると、コンテ監督は「問題があればそうするが、その場合は記者会見の席ではなく、控室で話す。繰り返すが、問題があればの話だ」と答えた。

 チェルシーは次週、本拠地にハル・シティ(Hull City)を迎える。コスタのメンバー入りについて、指揮官は「現時点でそれを話すのは非常に難しい」とだけ答えた。(c)AFP