【1月14日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2017)は13日、第11ステージが行われ、四輪部門ではプジョー(Peugeot)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)がステージ優勝を果たしたものの、通算13回目のタイトル獲得を目指すチームメートのステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)が、最終ステージを残して総合首位を保持した。

 世界ラリー選手権(WRC)で通算9度の総合優勝を誇るローブは、サンフアン(San Juan)からリオ・クアルト(Rio Cuarto)まで競技区間292キロメートルに及ぶ今ステージで3時間21分15秒を記録し、ステージ4勝目を挙げた。対するペテランセルは、堅実な走行で18秒差の2位に入り、最終ステージを前に総合争いで5分32秒のリードを手にしている。

 自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de France)と同様に、ダカールの最終ステージは例年形式的なレースとなっており、よほどの事態が起きない限り、ペテランセルは1991年に初タイトルを獲得して以来、二輪部門と四輪部門で6回ずつの総合優勝を誇る輝かしい実績に、2017年のタイトルを加えることが確実となっている。

 51歳のペテランセルは、「今朝はセブ(ローブ)との大一番だった。最初の区間で彼が全力でアタックを仕掛けてきたので、3分後れを取ってしまった。2番目の区間で彼がパンクしたので、そのチャンスを全力で生かし、最後は良い勝負になった。セバスチャン・ローブと戦うことは、自分にとって本当に光栄なことだ」とコメントした。

「彼はチームメートであり、お互いに大いにリスペクトしていて、本当に良い関係だ。最終ステージを直前に控えて、一緒に笑ったり冗談を言い合ったりして、チームの雰囲気は最高だ」

 対するローブは、14日のレースで総合2位に終わっても満足するべきだと認め、「最後のステージは短い距離だから、このタイム差はあまりに大きい」とコメントした。

 一方、二輪部門ではKTMのサム・サンダーランド(Sam Sunderland、英国)が初のタイトル獲得を確実なものにしている。

 今ステージで5位に入った27歳のサンダーランドは、過去に2度出場したダカールでは最長でも4日目までにレースを終えていたものの、今大会ではブエノスアイレス(Buenos Aires)でゴールを迎える最終ステージを前に、ライバルに30分以上の差をつけている。(c)AFP