【1月13日 AFP】(写真追加)インターネット通販最大手の米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)最高経営責任者(CEO)が、首都ワシントン(Washington D.C.)に総額2300万ドル(約26億5000万円)で私邸を購入していたことが分かった。ベゾス氏が所有する米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が12日に報じた。

 ポスト紙によると、ベゾス氏が購入したのはワシントン随一の高級住宅街とされるカロラマ(Kalorama)地区にある建物で、以前は「織物博物館(Textile Museum)」として使用されていたという。敷地面積は2500平方メートルで、私邸としては市内最大とみられるという。

 ベゾス氏は、米西海岸にあるアマゾン本社からワシントンを訪れた際にこの私邸を使う予定。近所には、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の退任後に一家が暮らす予定の邸宅や、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領の長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さんと夫のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏が引っ越してくると報じられた物件もある。

 トランプ次期大統領が米国でのビジネス活動拡大を企業に強く求める姿勢を打ち出す中、アマゾンは12日、米国内で今後1年半で10万人を新規雇用する計画を明らかにしている。(c)AFP