バルサCEO、メッシの契約延長に慎重姿勢 チームからは反発の声
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【1月12日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のオスカル・グラウ(Oscar Grau)最高経営責任者(CEO)が11日、リオネル・メッシ(Lionel Messi)との新契約締結にあたり、将来におけるチームの財政状況を危機にさらすようなことはできないと語った。
メッシと主将のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)は、現在の契約を1年半残しているが、2017年中に延長しない場合は、1年後には他のクラブと接触することが可能になる。
昨季の売上高で6億7900万ユーロ(約827億円)を記録したバルセロナだが、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)やルイス・スアレス(Luis Suarez)との高額な契約更改により、欧州サッカー連盟(UEFA)が定める財務規定、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触しかけている。
グラウCEOは、1月の移籍市場で選手を補強する予定はないとしたうえで、「われわれは予算を厳格に守らなければならない。度が過ぎたことはできない」と語った。
バロンドール(Ballon d'Or)を通算5度受賞している29歳のメッシと32歳のイニエスタは、10代の頃からバルセロナに所属。8度のリーグ優勝に加え、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)も4度制するなど、チームの黄金期を支えてきた。
グラウCEOは、「史上最高の選手にバルセロナに残ってほしいし、ここまで困難を乗り越えてきた両選手と契約を更新したい。彼らはベストの選手であり、ホームで引退すべきだ」と付け加えた。
「われわれは常識と思慮分別のある行動をしている。メッシには残留してほしいし、そうするすべを見つけられると確信している。バルセロナに関わるすべての人々を落ち着かせたい」
しかし、同日行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)5回戦第2戦でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を3-1で下したチームの選手や指揮官からは反論の声が上がっている。
この試合でクラブ通算100ゴール目を決めたスアレスは試合後、「メッシに関してやらなくてはならないのは、彼に新契約を与えることであって、常識を持つことではない」と話した。
さらに、チームを率いるルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「CEOが何を言ったのか知らないが、レオ・メッシが一度でも決定的な仕事をしなかった試合があるのなら教えてほしい」とコメントした。
「私は数字には疎いが、サッカーはわかる。われわれは皆、メッシがここであと何年もプレーする姿を見たいんだ。ほかのことは、私にとって関係ない」 (c)AFP