【12月30日 AFP】元アルゼンチン代表のストライカー、カルロス・テベス(Carlos Tevez)は、中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)へ移籍することで、同胞のリオネル・メッシ(Lionel Messi)やポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)をも抜き、最も高給取りのサッカー選手となる。

 テベスに近しい人物がAFPに語ったところによると、32歳のテベスの中国での年俸は3800万ユーロ(約46億円)になるという。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やマンチェスター・シティ(Manchester City)で活躍したテベスは、アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)で、現在年俸200万ユーロ(約2億5000万円)を受け取っているという。

 ポルトガルのメディアによれば、レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するロナウドは年俸2360万ユーロ(約29億円)、FCバルセロナ(FC Barcelona)のメッシは年俸2000万ユーロ(約25億円)となっている。

 しかしながら、先週上海上港(Shanghai SIPG)への移籍が決まったオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)の年俸が2400万ユーロ(約30億円)となり、ロナウドとメッシは、その後塵を拝すことにもなっている。

 オスカルと同じ上海上港でプレーするフッキ(Hulk)も、メッシと同額となる2000万ユーロの年俸を受け取っている。(c)AFP