【1月8日 AFP】(写真追加)韓国ソウル(Seoul)で、朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領の退陣を求める抗議集会に参加していた僧侶が焼身自殺を図り、重体となっている。当局が8日、明らかにした。

 60代の僧侶は7日夜、11週目に入った週末の反朴大統領の大規模集会の最中、自身の体に自ら火をつけた。僧侶の氏名は明らかにされていない。

 聯合(Yonhap)ニュースによると、僧侶は、不正疑惑の渦中にある朴大統領を「国家反逆」を犯したとして逮捕するよう求めるメモを残していたという。また慰安婦問題についても、2015年の日韓合意を受け入れたとして朴氏を「売国奴」と非難している。

 警察当局と僧侶が搬送されたソウルの病院によると、僧侶は全身に第三度熱傷を負っており意識のない状態が続いている。(c)AFP