【1月3日 AFP】韓国の憲法裁判所で3日、朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領の弾劾訴追の是非を判断する審理の第1回弁論が開かれた。しかし朴大統領は出廷せず、弁論は9分で終了した。

 審理を担当する9人の判事団を率いる朴漢徹(パク・ハンチョル、 Park Han-Chul)憲法裁判所長は「公正かつ徹底した審理を行うために最善を尽くす」と語った。

 第2回弁論は朴大統領の出廷いかんにかかわらず5日に開かれる予定。朴氏側の弁護団は朴氏が出席する見込みは今後もほぼないとしている。

 憲法裁判所は朴大統領の弾劾案可決から180日以内に罷免の是非を判断しなければならない。弾劾が妥当とされた場合は、2か月以内に大統領選を実施することになる。(c)AFP