【12月12日 AFP】競馬の香港国際競走(Hong Kong International Races)は11日、シャティン競馬場(Sha Tin Racecourse)で行われ、G1の香港カップ(Hong Kong Cup 2016、芝2000メートル)でライアン・ムーア(Ryan Moore)騎手騎乗の日本馬モーリス(Maurice)が優勝を飾った。

 最後の直線で差し脚を見せて昨年の香港マイル(Hong Kong Mile 2015、芝1600メートル)に続く優勝を飾ったモーリスの勝ち時計は、2分1秒を切った。

 ムーア騎手は、「マイルでは特別な馬だったが、10ハロン(2000メートル)ではより良い馬だ。乗る度に良くなっていく」とモーリスを評している。

 一方、G1の香港ヴァーズ(Hong Kong Vase、芝2400メートル)では、ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)騎手騎乗のサトノクラウン(Satono Crown)が一番人気のハイランドリール(Highland Reel)を最後の直線で差しきり、優勝を飾っている。(c)AFP