【11月20日 AFP】世界ラリー選手権(WRC)第14戦、ラリー・オーストラリア(Kennards Hire Rally Australia 2016)は20日、最終日が行われ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)のアンドレアス・ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)が優勝を果たした。

 この日2位になったチームメートのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)に14.9秒差をつけたミケルセンは、今大会を最後にWRCから撤退するフォルクスワーゲンの4年間の歴史に、これ以上ない形で別れを告げた。

 しかしながらミケルセンは、3位に入ったヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)に総合ランキングの2位を譲ることになっている。

 優勝したミケルセンはレース後、「今シーズンを完璧な形で終えられた。ここに来る上で、失うものはなかった」と語った。(c)AFP