【11月20日 AFP】ラグビーのテストマッチが19日、各地で行われ、ニュージーランドは21-9でアイルランドを下して直接対決での2連敗を免れた。

 アビバ・スタジアム(Aviva Stadium)での心を奪われるような激しい体のぶつかり合いが見られた試合で、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はマラカイ・フェキトア(Malakai Fekitoa)が2トライを奪い、世界王者からの連勝を狙ったアイルランドの希望を打ち砕いた。

 後半序盤にシンビンになるも、フェキトアはこの試合2本目のトライで勝利を決定づけてその穴埋めをした。ボーデン・バレット(Beauden Barrett)が1トライを含む11点を挙げ、マンオブザマッチに選出されている。

 2週間前に米シカゴ(Chicago)で行われた一戦で29-40の黒星を喫し、そのリベンジを狙っていたオールブラックスのスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は、「とても満足だ。2週間前にチームは同じ相手に敗れ、逆境に立たされた。きょうはそのプレッシャーにどうやって立ち向かうかがすべてだった。選手たちはそれに答えを出してくれた」とコメントした。(c)AFP