世界1位のマレー、男子テニス黄金時代に達成できたことが「一番うれしい」
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■「越えられない壁」を感じたことも
マレーは今年の全仏オープン(French Open 2016)決勝でジョコビッチに敗れている。ジョコビッチはその試合で、自身通算12個目にして、唯一コレクションに欠けていたグランドスラムのタイトルを獲得し、この時点で両者のポイントには約8000ポイントの開きがあった。
マレー自身も、ジョコビッチを王座から追い落とすことは到底不可能だと思っていた時期があるという。だからこそ、今回の快挙はいっそう驚異的なことだと考えている。「ランキング1位なんて一度も達成していないことだったし、実は今年も、シーズン序盤とか、全仏終了後の時期はトップに立てるなんて考えてもいなかった」
「ポイントではだいぶ離されていたし、それを逆転するにはたくさん勝たなければならない。全仏終了後、現在のような流れが来るとは思ってもいなかったし、あの試合に負けたときは本当に落ち込んだんだ」
「だけど、何が起きるのかわからないのがスポーツだし、テニスは不思議なスポーツだ。きのうはノバクが14連勝していた相手に敗れ、きょうはジョン(・イズナー〈John Isner〉)が6連敗中だった(マリン・)チリッチ(Marin Cilic)を破った」
「状況はあっという間に変わる。だけど、僕にとってこの数か月は本当に良い流れだった」
1973年にコンピューター計算による現行のランキングが導入されて以降、史上26人目の世界ランク1位となるマレーは、7日の決勝でイズナーと対戦する。勝利すれば自身初のパリ・マスターズ制覇となり、今季のツアー勝利数はキャリア最多の8勝まで伸びる。
今季ここまで、自身最高の72勝を挙げているマレーは、不戦勝のラオニッチ戦を除いてシングルス18連勝を飾っており、その期間中には中国オープン(China Open 2016)、上海マスターズ(2016 Shanghai Rolex Masters)、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2016)の3大会で優勝している。(c)AFP