元NBAのスタウドマイアー、「約束の地」で新たな道を歩む
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■「おのずと分かってくる」
イスラエルではサッカーが最も人気の高いスポーツだが、バスケットボールもそれに次ぐほどのファンがいる。非ユダヤ人である外国人選手は、リーグ規則によって人数が限られているが、多くの海外選手がプレーしている。
スタウドマイアーが所属するチームは、エルサレム旧市街から車で10分ほど南の町に本拠地を置き、1万1600人の観客が収容できるアリーナでプレーしている。
一緒に転居してきた妻と4人の子どもも楽しんでいると話すスタウドマイアーについて、同選手の新しい指揮官であるシモーネ・ピアニジャーニ(Simone Pianigiani)氏は、「そのカリスマ性、経験値、そして熱意」がチームを手助けしていると語った。
シーズン開幕戦のブネイ・ヘルツリーヤ(Bnei Herzliya)との試合に、コーンロウの髪形で登場したスタウドマイアーが紹介されると、アリーナの4分の3を埋め尽くしたファンからは大きな歓声が湧き起こった。
トレードマークである黒縁のゴーグルを着用し、ほぼフル出場したスタウドマイアーは、アウトオブバウンズになりかけていた球に追い付くと、チームメートに背面パスを出して得点につなげる奮闘をみせたほか、3ブロックにも成功。観客はそのたびに歓声を上げていた。
また、試合中ではフリーの状態でバスケットに向かい、パスを受けてユーチューブで投稿されているような豪快なダンクがみられるかと思わせる場面もあったが、残念ながらボールは渡らなかった。この試合でスタウドマイアーが決めた3得点は、すべてフリースローによるものだった。
この日はエルサレムBCが20点差で制したものの、スタウドマイアーは試合後にいら立つ様子をみせていた。それでも勝利に満足して、チーム一丸となってプレーすることを覚える必要があると前を見据え、「おのずと分かってくるだろう」とコメントした。(c)AFP/Mike Smith