■トッテナムは敵地で勝ち点1を拾う

 一方、グループEのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は、敵地でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と対戦し、決定的な場面を外したステファン・キースリング(Stefan Kiessling)にも救われ、試合をスコアレスドローで乗り切り、今季アウェー無敗の記録を維持した。

 両クラブは2006年のUEFAカップ(UEFA Cup、現ヨーロッパリーグ)で対戦しており、そのときはトッテナムが1-0でレバークーゼンを下している。32歳で元ドイツ代表のキースリングは、両チームを通じて当時のメンバーの唯一の生き残りだったが、後半38分に訪れた絶好機でシュートを枠に飛ばすことができず、貴重な勝利をつかむ機会を逃してしまった。

 グループEではCSKAモスクワ(CSKA Moscow)と1-1で引き分けたASモナコ(AS Monaco)が勝ち点5で首位に立ち、これを勝ち点4のトッテナム、同3のレバークーゼンが追っている。

 チャンピオンズリーグで3試合連続引き分けに終わったレバークーゼン主将のラース・ベンダー(Lars Bender)は、「3試合とも良い試合だったけれど、結果につながってなければ意味がない。良いプレーができなくてもいいから勝ちたかった」とコメントしている。(c)AFP