【10月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は10日、各地で行われ、グループHのベルギーは、試合開始7秒のクリスティアン・ベンテケ(Christian Benteke)によるゴールなどでジブラルタルに6-0で大勝した。

 イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレス(Crystal Palace)に所属する25歳のベンテケは、キックオフ直後の最初のプレーでジブラルタル代表からボールを奪うと、一気にペナルティーエリア内に進入してシュート。ジブラルタルは守備陣が乱れ、GKデレン・イブラハム(Deren Ibrahim)はどうすることもできなかった。

 ベンテケのこの日のゴールは、1993年のW杯欧州予選でサンマリノ代表のダビデ・グアルティエーリ(Davide Gualtieri)氏が決めた8秒3を塗り替えただけでなく、ベルギー代表史上最速の得点となった。

 W杯本大会における最速ゴールの記録は、2002年の日韓大会で、元トルコ代表のハカン・シュクル(Hakan Sukur)氏が韓国戦で記録した10秒8となっている。

 負傷したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の代役として招集されていたベンテケは、試合開始直後のゴールを含むハットトリックの活躍をみせ、チームの大勝に貢献した。(c)AFP