【10月10日 AFP】16MLBは9日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)はホセ・ロバトン(Jose Lobaton)が3点本塁打を放つと、ダニエル・マーフィー(Daniel Murphy)は2打点の活躍をみせ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に5-2で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 ナショナルズの2点ビハインドで迎えた4回、二死ながら走者を2人置いて打席に立ったロバトンは、ドジャースの先発リッチ・ヒル(Rich Hill)が投じたカーブを左翼スタンドにあるドジャースのブルペンに放り込み、チームを逆転に導いた。

 正捕手のウィルソン・ラモス(Wilson Ramos)が膝の靱帯損傷で今季絶望となったことで先発出場しているロバトンは、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)に在籍した2013年以来となるポストシーズンの本塁打だった。

 ドジャースの先発ヒルは7奪三振を記録したものの、5回にナショナルズのマーフィーに適時打を許し、5回途中で降板となった。

 この試合は当初8日に予定されていたが、雨のため9日に順延となり、10日の第3戦はロサンゼルス(Los Angeles)で行われるため、両チームはすぐに移動しなければならない。

 シリーズの勝者は、リーグ優勝決定戦でシカゴ・カブス(Chicago Cubs)とサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)の勝者と対戦する。両チームの対戦成績は、カブスが2勝0敗と先行しており、第3戦は10日に行われる。(c)AFP