【10月8日 AFP】16MLBは7日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が開幕し、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)は8回にハビアー・バエズ(Javier Baez)が一発を放ち、投手戦となったサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)との試合を1-0で制した。

 本拠地リグレー・フィールド(Wrigley Field)で行われた第1戦で、カブスはバエズがジャイアンツの先発ジョニー・クエト(Johnny Cueto)から放ったソロ本塁打で均衡を破り、先発のジョン・レスター(Jon Lester)が勝利投手となった。

 レスターはバエズについて、「彼は打者として昨年まであまり活躍していなかったが、今年は攻守にわたり俺たちを導いてくれている」と称賛すると、「今夜はビッグスイングで、1-0の勝利をもたらしてくれた」とコメントした。

 今季メジャー最高の103勝58敗を記録したカブスは、一世紀以上遠ざかっているワールドシリーズのタイトルを目指し、1勝0敗で8日の第2戦に臨む。

 カブスはまた、先発投手陣が合計81勝と防御率2.94を記録するメジャートップの成績を収めており、この日もレスターが86球を投げてジャイアンツ打戦を5安打、5奪三振、無四球に抑える精度の高さをみせつけた。

 同リーグのもう一つの地区シリーズでは、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)がコーリー・シーガー(Corey Seager)とジャスティン・ターナー(Justin Turner)の本塁打などで、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に4-3で先勝した。(c)AFP