【10月9日 AFP】フランス最大級のワイナリー、シャトー・デュ・ガルペ(Chateau du Galoupet)で8日、今年で第4回となるワインのブラインドテイスティング世界大会が開催された。大方の予想を覆し優勝したのは中国チームで、主催者はこの勝利を「ワイン界における青天のへきれき」と評した。

 仏専門誌「ラ・レビュー・ドゥ・バン・デ・フランス(La Revue du vin de France)」が主催するブラインドテイスティングの世界選手権には、世界各国から計21チームが参加。ワインの銘柄、原産国、ブドウの品種、収穫年を探り当て、フランスや米国チームを打ち破って中国チームが見事栄冠を手にした。一方、昨年2位だったベルギーは4位に、前回王者のスペインは10位に沈んだ。

 主催者によると、中国チームは優勝しても謙虚で、ブラインドテイスティングでの勝利は知識が50%で残りの50%は運だったと語っているという。

 来年の大会は、仏ブルゴーニュ(Burgundy)地方のワイン名産地コート・ドール(Cote d'Or)で開催される。(c)AFP