W杯出場国を48チームに拡大する新方式を提案、FIFA会長
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【10月4日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は3日、W杯のグループステージの前に1試合のプレーオフを加え、出場国を合計48チームに拡大する考えを示した。
フットサルW杯(Futsal World Cup)決勝が行われたコロンビアの首都ボゴタ(Bogota)を訪問していたインファンティーノ会長は、予選最高成績の16チームが2026年大会のグループリーグに進出し、「本大会の3日前に残りの32チームがプレーオフ1試合を行う」と説明した。
「こうして勝ち上がった16チームが、W杯のグループステージ出場権を獲得し、決勝まで大会を大いに盛り上げてくれることだろう。このアイデアについては、これから議論を重ねていく」
現行方式では、各大陸の予選を通過した32チームが本大会のグループリーグに出場。その後は決勝までノックアウト形式で行われる。
インファンティーノ会長は今年2月、汚職スキャンダルにまみれたFIFAで倫理規定違反を問われ、6年間の活動停止処分を受けたジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長の後任に選出された。
W杯出場チームの拡大を会長選の公約に掲げていたインファンティーノ会長は、当初の考えではグループステージを40チームに増やすことを提案していた。(c)AFP