【8月27日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場枠に関する新たな大会方式を発表し、2018-19シーズンから欧州の上位4リーグの上位4チームにグループステージの出場権を与えられることが決まった。

 2020-21シーズンまで新方式が適用されることになるUEFAランキングの上位4リーグは、現在のところスペイン1部リーグ、ドイツ・ブンデスリーガ1部、イングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエAとなっている。

 現行方式では、スペイン、ドイツ、イングランドの欧州トップ3か国の各リーグ上位3チームがグループステージに自動的に進出し、同4位のチームは プレーオフに回る。一方、イタリアは上位2チームが自動的に出場枠を獲得し、3位のチームがプレーオフに回ることになっている。

 今回の変更について「改革ではなく進化である」と主張したUEFAによれば、チャンピオンズリーグのグループステージは今後も32チームで行われるものの、新方式では欧州ランキングの低いチームが大会に出場する機会は減少するとみられる。

 その一方で、大会の予選に関してUEFAは現行方式を継続し、ランキングの低いリーグについては国内王者と国内上位チームの2ルートが用意される。(c)AFP