【9月24日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2016)に臨むクロアチア代表監督が23日、同国代表のボルナ・コリッチ(Borna Coric)が膝の手術を受けることが決まり、11月に行われるアルゼンチンとの決勝の出場が不透明になったことを明らかにした。

 ジェリコ・クラヤン(Zeljko Krajan)監督はAFPに対し、「手術後のリハビリ経過を予測するのは難しい。まだ彼をチームから除外したわけではない」と話した。

 現在、世界ランキング42位につける19歳のコリッチは、8月に開催されたウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2016)で膝を負傷。地元メディアによれば、コリッチは来週にも手術を受けるという。

 クラヤン監督は、「今後新たな情報が入ってきて、1か月以内にはコリッチの状況ももう少しはっきりするだろう」と語っている。

 2005年大会王者のクロアチアは今月行われた準決勝で、過去9度大会を制しているフランスに3-1で勝利している。コリッチも膝の痛みを押して出場したが、リシャール・ガスケ(Richard Gasquet)に2-6、6-7(5-7)、1-6で敗れていた。

 デ杯決勝は11月25日から27日にかけて、クロアチアで行われる。(c)AFP