アディダスCEO、ブンデスリーガの国外開催について「もちろんあり得る」
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【9月22日 AFP】ドイツのスポーツ用品大手アディダス(Adidas)の最高経営責任者(CEO)で、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の監査役会の一員でもあるヘルベルト・ハイナー(Herbert Hainer)氏が21日、ブンデスリーガの公式戦が将来的には国外で、特に中国で開催される可能性があると話した。
ハイナー氏は独誌スポーツ・ビルト(Sport Bild)に対して、「もちろんあり得る」とリーグ戦の中国開催の可能性を示唆し、「われわれはすでに、米国スポーツの開幕戦が国外で開催されるのを目にしている。であれば、できない理由はない」と答えた。
「われわれは現在、将来のビジョンと、どこが先陣を切るかを話し合っているところだ。プレミアリーグなのか、それともブンデスリーガなのか。リーグ戦における国の要素を無視することはあり得ないが、ハイライトとして、お祭りとしてなら現実味はある」
米国のスポーツでは、大リーグ(MLB)がすでに、ここ数年メキシコ、東京、プエルトリコ、オーストラリアで開幕戦を開催している。アメリカンフットボール(NFL)も、2007年以降は英ロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)を中心に、国外でのリーグ戦開催を実施している。
ラグビー界では、フランスリーグ・トップ14が、昨季の決勝戦をサッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)の本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で開催。2016年3月には、イングランド・プレミアシップの試合が史上初めて海外で開催され、ロンドン・アイリッシュ(London Irish RFC)対サラセンズ(Saracens FC)戦が米ニュージャージー(New Jersey)州で行われた。
サッカー界でも、フランスのスーパーカップ(Trophee des Champions)をここ数年オーストラリア、カナダ、中国、ガボン、米国などで開催している。
欧州最高峰のクラブの数々に用具を提供しているアディダスは、当然のことながら、欧州主要リーグの市場を海外へ拡大することに関心を持っている。
62歳のハイナー氏は、9月いっぱいで現職を退く予定だが、8月にボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が中国で、バイエルンが米国でツアーを開催したことなどを考えれば、すでにリーグは海外進出への強い意欲をみせていると言える。(c)AFP