【9月21日 AFP】16-17スペイン1部リーグは20日、第5節の試合が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はアルゼンチン代表ガブリエル・メルカド(Gabriel Mercado)のゴールが決勝点となり、レアル・ベティス(Real Betis)とのダービーを1-0で制し、暫定2位に浮上した。

 セビージャは後半6分、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)から期限付きで移籍しているサミル・ナスリ(Samir Nasri)のFKからメルカドが加入後初得点を記録し、これが決勝点となった。昨季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)王者セビージャは、リーグ戦では4年間アンダルシア・ダービー無敗を誇っている。

 一方、ベティスはメルカドに先制を許した直後、アレックス・アレグリア(Alex Alegria)が同点ゴールを決めたかのようにみえたが、ルベン・カストロ(Ruben Castro)のポジションがオフサイドと判定された。

 ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督が指揮を執るセビージャは、これでホーム3連勝を飾り、21日に試合を行うFCバルセロナ(FC Barcelona)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を抜いて暫定2位に浮上し、首位レアル・マドリード(Real Madrid)に勝ち点1差としている。

 同日に行われたそのほかの試合では、ユセフ・エン・ネシリ(Youssef En-Nesyri)の決勝点でマラガ(Malaga CF)が2-1でSDエイバル(SD Eibar)に勝利。ビハインドから逆転勝利を収めたマラガは、今季初勝利を挙げている。(c)AFP