【9月10日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は6-4、5-7、4-6、2-6で第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に敗れた。

 錦織は、準々決勝での懸命なプレーで世界ランク2位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を敗退に追い込んだが、ワウリンカの放つバックハンドに一歩届かなかった。

 錦織は第1セットを先取したものの、高い温度と湿度の中でスタミナを切らしてしまった。

 錦織は、「バックハンドを少し許しすぎました。(ワウリンカは)ダウン・ザ・ラインのバックハンドを多く使い始めましたね。角度があってもトップスピンをかけて打つのが本当にうまいんです。バックハンドに苦しめられました」と語った。

 2014年大会(US Open Tennis Championships 2014)に続く決勝進出を目指した錦織だったが、フルセットまでもつれこんだマレー戦が大きく響いた。

「世界ランク2位、3位との対戦は簡単じゃないです。決勝ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)まで待っていますから。ここまでの何試合かでもう少し楽に勝てていたら、今日はもっとチャンスがあって、決勝にも進めていたかもしれないです」

 黒星を喫した錦織だが、この夏はロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2016)で準優勝、さらにリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得しており、「良い夏だった」と振り返っている。(c)AFP