【9月10日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)の男子シングルスで決勝に進出したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が9日、自身の人生を題材にしたドキュメンタリー番組に出演することを明らかにした。

 史上初めて生涯獲得賞金1億ドル(約109億4800万円)の壁を突破した世界ランク1位のジョコビッチは、コートの内外でカメラに追跡されることに合意した。

『ノバク』と題されたこのシリーズは、アマゾン(Amazon)の有料会員向け映像配信「プライム・ビデオ(Prime video)」で米国をはじめ英国、オーストリア、そして日本で2017年に放映されることになっている。

 ジョコビッチは男子プロテニス協会(ATP)を通じて発表した声明で、「僕がテニスのキャリアを始めたときから、ファンは困難も勝利の喜びも一緒に味わってきてくれた。今度は僕が日常のすべてを公開して価値観、信条、習慣など自分にとって大切な物事を分け合い、さらには常に隣にいてくれる素晴らしい人々のことを紹介したい」とコメントした。

 9日に行われた全米オープンの準決勝で、ジョコビッチは6-3、6-2、3-6、6-2でガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を退け、通算7回目の同大会決勝進出を果たした。(c)AFP