注目のマンチェスター・ダービー、ペップとモウの因縁が再燃
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■スペインで対立は最高潮に
そしてその年にモウリーニョ監督がレアル・マドリード(Real Madrid)の指揮官に就任すると、それから両者は幾度となく対峙(たいじ)することとなる。
モウリーニョ監督は初めての「エル・クラシコ(El Clasico、バルセロナとレアルによる伝統の一戦)」で0-5の屈辱的な敗戦を喫したが、その2週間後に両チームは再び顔を合わせると、争いは醜いものとなった。
チャンピオンズリーグの準決勝でクラシコは実現したが、モウリーニョ監督は手厳しいコメントで試合前に挑発すると、普段は冷静なグアルディオラ監督も汚い言葉でののしり返した。
両者の対立が最高潮に達したのが、翌シーズンのスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2011)だった。試合そのものが大荒れになるなかでモウリーニョ監督は、タッチライン際で当時のバルセロナの助監督、ティト・ビラノバ(Tito Vilanova)氏の目に指を突っ込んだのだ。
両者が最後ににらみ合ったのは2013年のUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2013)で、試合はグアルディオラ監督率いるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がPK戦の末にモウリーニョ監督率いるチェルシーを下している。
今季が開幕する前に両監督は、お互いのライバル関係に重きを置いていないと火消しに躍起になっている。
モウリーニョ監督は、「プレミアリーグでは、もし私が彼とマンチェスター・シティに気を取られ、彼が私とマンチェスター・ユナイテッドに気を取られれば、ほかの誰かがリーグを制するだろう」と話している。
一方のグアルディオラ監督は、モウリーニョ監督のような指揮官の存在は自身を「別の次元に導いてくれる」と語っている。
もし試合前の会見で両者が沈黙したとしても、オールド・トラフォードで主審がキックオフのホイッスルを鳴らせば、戦いの火ぶたは切って下ろされるだろう。(c)AFP/Tom WILLIAMS