【9月4日 AFP】フランス・リーグ1のニース(OGC Nice)に移籍した元イタリア代表マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)の代理人、ミノ・ライオラ(Mino Raiola)氏が3日、選手を不当に扱ったとして、イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督を批判した。

 現在26歳のバロテッリは、リバプールで結果を残せず、期限付き移籍したイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)でも不振にあえぐと、今夏には移籍金なしでリバプールから放出され、先月31日にニースと1年契約を結んだ。

 ライオラ氏はクロップ監督がバロテッリを退団に追い込んだと考えており、ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙に対して「私にしてみれば、彼がマリオを一人の人間として扱っているようには思えなかった」とコメントしている。

「一人で練習をさせられていても愚痴をこぼすことなく、マリオは模範的な姿勢をみせていた。『クロップが間違いを犯した』なんて遠まわしな表現だ。彼は最低な畜生野郎だ」

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に加入したポール・ポグバ(Paul Pogba)の代理人でもあるライオラ氏はまた、バロテッリの体調が万全であれば、リーグ1で今季20得点を挙げるだろうと予想した。(c)AFP