【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、パオロ・ロレンチ(Paolo Lorenzi、イタリア)を7-6(7-4)、5-7、6-2、6-3で下し、4回戦に駒を進めた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)とリオデジャネイロ五輪でタイトルを獲得するなど、ここまで好調を維持していたマレーだが、この試合では普段よりミスが多くみられ、今年の7月にツアー初優勝を飾った34歳のロレンチに苦しい戦いをみせた。

 今大会で史上4人目となる一年間ですべての四大大会(グランドスラム)決勝進出を果たす可能性があるマレーは、「攻め急ぐことをやめる必要があった。かなりアンフォーストエラーを犯していたし、ロレンチもとても堅実なプレーをしていて、軽はずみにポイントを与えてくれなかった。簡単にポイントを取ることを求めすぎてしまった」と語った。

「プレーのペースを落としたことで、アンフォーストエラーが減り、ウイナーの数も増えた」

 マレーは4回戦でグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは同日の試合でジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)に6-4、6-1、3-6、6-2で勝利した。(c)AFP